東京大学大気海洋研究所
国際連携研究センター
Atmosphere and Ocean Researc Institute
Center for International Collaboration
UNESCO政府間海洋学委員会(IOC)
IOCは、海洋の自然現象及び資源に関して科学的調査を推進し、科学知見や科学技術の共有を通じて、参加国および国際的な海洋管理を推進することを目的に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に設置された、政府間委員会です。国際連携研究部門は、日本政府代表団に議長・委員を送り、IOCの活動に貢献しています。また、IOC西太平洋地域小委員会(WESTPAC)の活動にも貢献しています。
国連は2020年12月31日、第75回国連総会において、「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」の実施計画を認知し、2021年からの10年間を「海洋科学の10年」として、持続可能な開発目標(SDGs)、とりわけSDG14(海の豊かさを守ろう)をはじめとする海洋に関係する目標の達成を推進するために動き出しました。大気海洋研究所は、国内外の研究機関および関係省庁と協力して「海洋科学の10年」を推進します。
パリにあるユネスコ本部
IOC総会における日本政府代表団
科学連携協定の締結
大気海洋研究所は、国際的な大気海洋科学研究拠点として、国際連携研究を推進し、学生や研究者の交流を促進するため、世界各国の大学、研究所と連携協定(MoU)を締結しています。協定機関とは、定例的なシンポジウムの開催、連携機関の研究者の大海研客員教授としての受け入れ、大海研の教員や学生の派遣などを通じて、共同研究を行っています。国際連携研究部門は、連携協定の締結や共同シンポジウムの開催、客員教授の受け入れなどを担当しています。
スクリプス海洋研究所との連携協定締結式
大気海洋研の連携研究協定機関(2022年4月現在)
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Scripps Institution of Oceanography, University of California, San Diego (SIO)
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Woods Hole Oceanographic Institution (WHOI)
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School of Ocean and Earth Science and Technology, University of Hawaii
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National Taiwan Ocean University
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National Institute of Oceanography (NIO)
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School of Biology, the University of St Andrews
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Australia National University
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Museum national d'histoire naturelle
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Universiti Putra Malaysia
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Universite Pierre and Marie Curie
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Institute of Natural Sciences, Ural Federal University
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Central Aerological Observatory (CAO), The federal Service for Hydrometeorology and Environmental Monitoring (ROSHYDROMET)
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Rajdhani College, University of Delhi
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Bjerknes Centre for Climate Research, University of Bergen
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Center for Marine Environmental Sciences, the University of Bremen
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Institute of Atmospheric Sciences and Climate, National Research Council of Italy
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College of Environmental and Marine Sciences and Technology, Pukyong National University
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The Indonesian Institute of Sciences (LIPI)